サッポロ生ビール 黒ラベル【ビアログ069】

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私的分類「キレ」
うまみ■■□□□2
苦味■■■□□3
甘味■■□□□2 
ホップ香■■■□□3
炭酸■■■□□3
透明・金色
度数5%
原材料麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ
合う料理おでん
IBU 

 生のうまさにこだわり続ける黒ラベルだからこそ、常に、目指すのは、「完璧」なうまさ。それは、麦のうまみと爽やかな後味の完璧なバランス。味や香りを新鮮に保つクリーミーな泡。何杯飲んでも飲み飽きない、ビール好きの大人たちに愛されるビールへ。

https://www.sapporobeer.jp/beer/product/

感想

 押しも押されぬビッグネーム、サッポロ黒ラベル。コンビニで何気なくビールコーナーを見ていると、花守ゆみりさんと杉田智和さんの名が目に飛び込んできて思わず買ってしまいました。

 缶の写真にも写ってますが、緑のシールのQRコードを読み取ると、オーディオドラマが視聴できるそうです。メアド登録を求められたのでまだ聴いていませんが、内容は大方予想がつきます。なでしことカズヒラ・ミラーがガチキャン△する話でしょ?(めっちゃ聴きたい)

 缶には「SINCE1876」の文字が。前身である開拓使麦酒醸造所が完成した年であり、初の国産ビールが誕生した年でもあります。

 当時、北海道ではすでに野生のホップが発見されていたというし、何より低温発酵・熟成に不可欠な氷も豊富ということで、日本のビール黎明期の醸造所が北海道に作られたのは自然な流れだったんでしょうね。誰もが知るシンボルマークの星は、開拓使のシンボル「五稜星」が元になっているそうです。

 醸造所での技術開発の中心となったのが中川清兵衛という人物。幕府の禁を破りヨーロッパに渡り、ドイツ・ベルリンのビール会社で修業して免許皆伝を授かったという行動力オバケみたいな人。ドイツビールの醸造技術を習得した最初の日本人です。末期の水もサッポロビールだったという筋金入り。この人の来歴はWikipediaで読めますので是非。

 開栓してグラスに注ぐと泡立ちの良さに気付きます。そして他の大手主力ビールより香りが良いですね。

 アサヒは生ジョッキ缶、キリンはホームタップを打ち出して家飲みの充実をアピールしている中、サッポロは味わいに関わるプロモーションが見受けられませんが、十分にうまいな、というのが正直な感想です。

 でも何かキッカケを作らないとアサヒやキリンが掴んでいる客は奪えないのではないだろうか…

 米・コーン・スターチが入っているのですっきりキレ味ですが、苦味は強めです。たまたまおでんを炊いていたのですが、飲んだ瞬間、これは合うなと感じました。苦味が、練りものの甘みや大根が含んだ煮汁のうま味を呼びます。

 公式サイトで「黒ラベルに合う食40選」というのが紹介されていて、おでんもバッチリ選出されています。ていうかおでんは2回出てきます(笑)。まぁそれぐらい合うということでしょう!

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