新型コロナウイルスに感染した話

　ついに新型コロナウイルスに感染してしまった。対応等を記録しておく。

感染時の状態

• ワクチンは２回だけ接種
• 濃厚接触なし
• 仕事は落ち着いていて平均７時間は寝ていた。
• 外出時は常にマスク着用
• 職場では１時間に１回は手指消毒を実施

経過

発症前

　仕事帰りに喉に違和感を感じた。風邪とかインフルエンザとかで感じる痛みではなく、引っかかるような感じ。仕事で長時間しゃべったからそれが原因と考えていた。この時点ではたぶん発熱なし。

発症日（０日目）

　起床すると背中と腰に痛みがあった。私は熱が出ると必ずこうなる。手足が冷たくなるのもそう。でも体温は平熱＋0.5℃で大したことない。全然元気だがひたすら寝た。

　夜中、かなり息苦しくて一度だけ目が覚めた。

１日目

　発熱は変わらず。背中と腰も痛い。でも手足が冷たいのが治ったのでもう大丈夫と思ったら、夕方に喉が痛くなってきた。

　私は風邪をひくときはいつも喉が痛くなってから他の症状が出てくるので、何かおかしいと思い、抗原検査キット（シーメンスのクリニテスト）を使ったら陽性判明。この時点でもまだ元気。

２日目

　本格的にしんどくなってきた。インフルエンザほどではないけど、かなり喉が痛い。血のような色の痰が出る。頭痛も強め（眼球を動かすと痛い）。腰と背中の痛みは相変わらず。

　寒気と手足の冷え（恐らく発熱と連動）が断続的に起こる。軽い吐き気もあって食欲がない。

３日目

　頭痛と喉の痛みが続く。でも元気は出てきた。食欲も復活。

　気のせいかも知れないが、水が妙に甘く感じる。これも味覚障害なのか？

　３日ぶりに風呂に入ったが、抜け毛が多かったような…？

４日目

　平熱。喉が少しだけ痛い。眼球を動かすとまだ少し痛い。咳が時折出るのでうつさないように注意。

５日目

　平熱。眼球を動かすとかすかに痛い。咳もまだ時折出る。

６日目

　平熱。咳はまだ出る。

７日目

　痰というほどではないが、喉の奥で粘液が絡む。10日目くらいまで続いた。

まとめ

抗原検査キットはありがたい

　私はワクチン接種後に副反応の発熱が一度収まってからなぜか再発して、実際の感染と区別が付かなくて39℃の体を引きずって病院に行ったことがあります。

　他にも、結果的にいわゆる「お腹の風邪」に過ぎなかったのに、３時間も病院で待つ羽目になったり…。とにかく陰性の証明のためにヒドい目に遭ってばかりでした。

　それが自宅でこれほど簡単に確認できるようになるとは…。医療機関にとっても救世主ではないでしょうか。けっこう高価（１回分で千円超え）なのがネックですね。

食欲がないならゼリー飲料で

　発熱しているということは通常より多くカロリーを消費しているはずなので、食欲が無くともエネルギーは採らねばなりません。

　たまたま冷蔵庫に残っていた「inゼリー」がウマいのなんの…（知らん間にウィダーじゃなくなったのね）。

　以前インフルエンザにかかってフラフラなときに、スプーン山盛りのマヌカハニーを食べたら、本当に元気が出たことがあるので、エネルギーの摂取はやはり大事だと思います。

　大抵の商品が日持ちすると思いますので、人数×３食×３日分くらい買っておくと良いと思います。できればビタミン特化やタンパク質特化などのタイプを織り交ぜて。

スイッチやノブは袖で触る

　同居人への感染をどう防ぐか。飛沫感染は部屋を隔離すれば大丈夫でしょう。問題はトイレや洗面所などの共用せざるを得ない場所の触らざるを得ない箇所。

　たまたま大きなセーターを着ていて思い付いたのが、袖を伸ばして袖越しにスイッチやノブを触るというもの。完全ではないでしょうが気休め以上の効果があると思います。

アルコール入りウエットティッシュが便利

　前述の袖を使う作戦はあくまで保険で、やはりアルコール消毒が本命です。

　トイレと洗面所に向かうドアの手前にアルコール入りウエットティッシュを置いておき、手を拭き取ってから用を足します。その後、もう１枚で触った箇所を拭いて回りゴミ箱へ。

　それほど労力がかからないのでサボりにくいです。拭くのが面倒なのであちこち触らなくなります。

　何とか家族への感染は阻止できて良かったです。