膨張色と収縮色
白や暖色は大きく見えて、黒や寒色は小さく見える。美術の教科書や目の錯覚としてさんざん見聞きしてて「あ~確かにそ~ですね」と流していた。
つい先日、下書きの上に色を置いてみたらバランスが変わることが知覚できた(画面下部の暖色が大きくなったことで重そうに見えた)。言葉でなく心で理解した!
下書きの後、色を置いてみたらバランスに違和感がないか要チェックだな。
絵と料理
2024年2月17日
私は絵の他に料理も好きで、毎日必要に迫られることから、料理の方が練度が高いです。
先日、ゴルゴ13の絵を描いていて、「もうちょっと青い方がいいな」とか「左下がのっぺりしてるな」とかを感じ取って、それを修正すると実にしっくり来た感覚がありました。
これって料理に似てるな、と思いました。
味見して、味がボケているなと思ったら塩を足すような。
「だったらイケるぜ!」と言いたいところですが、料理の「目指す味」ほど明確に「目指す絵」はイメージできないんですよね。
でも実は料理も明確なゴールを描けているわけではなく、味見したときの違和感に従っているだけかも。違和感が無くなったときが完成、か。
「アクリル」なのに油絵
2023年5月19日
Procreateの「アクリル」が自分の思う油絵の具に近い書き味であることを見つけた。
下地(すでに塗られた色)との混色には2種類あると思っていて、
- 筆跡に色が付かない隙間(透明領域)がある
- 色そのものに透明度がある
私が求める油絵らしさとは、前者がキモで、それが「アクリル」で実現できたということです。
方向性に惑う
2023年5月9日
昔買ったいろんな美術展の図録を引っ張り出して見る。やはり自分は油彩の迫力とか臨場感とか色の重なりが好きだな。
自分の塗りの気に入らないポイントとして、いかにもデジタルな色ムラの無さとかキレイすぎるぼかしがある。目当ての色を作ってから塗るのではなく、原色の塗り重ねを試してみるか。
違和感はわかるが正解はわからず
2023年5月8日
引き続きドロシー。今度こそはと着彩しているが、これじゃない感がスゴい。正直、自分が目指す塗りがわからないのに、違和感だけは強烈にある。好みの線とか構図はイメージできるし、ある程度描けるんだが。
「マスクをクリップ」
2023年4月22日
YouTubeでビッグオーが無料公開されていて、いろいろ描きたくなってドロシーを描く。
Procreateの『マスクをクリップ』が便利。「マスクをクリップ」したレイヤーは、下のレイヤーで色を塗った範囲にしか色が付かないというもの。
絵のパーツごとにレイヤーを分けて、1度だけ丁寧に塗れば、後は「マスクをクリップ」すれば、はみ出しを気にせずに済むという優れもの。
境界がキレイすぎるのが絵柄によってはデメリットかも。
鉛筆なら描ける
2023年4月8日
トップガンマーヴェリックのフェニックスを描いた。階級章とかの小物を描くと絵が締まって気持ちいい。
アナログの油彩画を描かねばならんので、エド・ハリスに続きまた白黒で終わらせた。着彩に苦手意識があるというのもある。白黒はけっこう描けるようになってきたんだがなぁ。
2023年4月現在のお絵描き環境
- iPad Pro(9.7インチ)
- ApplePencil(第1世代)
- Procreate