趣味で作っているARで苦労したポイントを備忘的に記録しています。主にA-Frameです。「とりあえず解決した」程度のものですので、あまりアテになさらないように。
A-Frame関連
アニメーションが動かない
<a-animation>はA-Frame0.9.0で廃止された。
ARが揺れすぎる
<a-marker>に以下のsmooth属性を設定する。smoothThresholdがsmoothToleranceを下回るとARは静止するとのことだが動くときは動く。正直、効果がわかりにくくてチューニングしにくい。
- smooth=“true”
- smoothCount=数値
- smoothTolerance=数値
- smoothThreshold=数値
particle-system-componentが動かない
A-Frame1.4.0では動きませんでした(2023年10月時点)。1.3.0を使いましょう。
HTML関連
サイトアクセス時にWebcamErrorが出る
Webcam Error Name:Message:WebRTC issue-!
Navigator.mediaDevices not present in your browser
作ったサイトへのアクセスがHTTPの場合に出る。HTTPSにすると解決する。
3D関連
オブジェクト(OBJやGLBファイル)を差し替えても反映されない
FTPでOBJやGLBを上書きアップロードしたのに、サイトを閲覧しても3Dの内容が更新されていないことがある。これは<a-assets>にキャッシュ機能があるため。
一度FTPでサイト上のファイルを削除して、ブラウザでサイトにアクセスしてからFTPで再度アップロードするとよい。
blenderで作成したアニメーションが動かない
- OBJファイルはメッシュ情報のみで、アニメーションを含めることができない。GLBで。
- アニメーション付きGLBの再生にはA-Frameのanimation-mixerコンポーネントが要る。
- blenderのパーティクルアニメーションはGLBでもエクスポートできない。
blenderが起動しない
「Unsupported Graphics Card or Driver」と表示されるならPCのグラフィックカードが古いのが原因。
グラフィックカードを新しくするか、blender2.79を使いましょう。それでも私のような初学者には十分です。
マテリアルが反映されない
blenderのCyclesレンダーはなぜか反映されない。blenderレンダーなら反映される。